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鳥取一人旅なら外せない!旧国鉄倉吉線廃線跡、そこは竹林の中に佇む幻想的な世界。ここが「日本一美しい廃線跡」と呼ばれる理由を徹底調査!

鬱蒼とした竹林に囲まれた古い倉吉線廃線跡の線路がまっすぐに伸び、その上に「【鳥取】倉吉線廃線跡。竹林に埋もれる旅情、そこは『日本一美しい廃線跡』」というテキストが入った画像。 廃墟・廃線跡

鳥取を一人で旅するなら、ここは絶対に外せません。

結論から言うと、旧国鉄倉吉線の廃線跡は「日本一美しい」という噂に偽りなしの、最高の没入スポットでした。

鬱蒼とした竹林の中をまっすぐに伸びる旧国鉄倉吉線廃線跡の錆びたレール。木漏れ日が差し込み、手前には線路を避けるように立つ竹がある風景。
「日本一美しい」という言葉に思わず納得。竹林と鉄路が溶け合う、時が止まったような幻想的な景色が広がる

私が現地を訪れたのは2024年の8月。刺すような真夏の太陽の下、汗をかきかき歩いた先で待っていたのは、時が止まったような静寂と息をのむほど鮮やかな竹林の緑。

誰に気兼ねすることなく、ただシャッターを切る音と風の音だけに包まれる時間は、まさに一人旅の醍醐味そのものです。

「廃線跡って、寂しくてちょっと怖いイメージ……」なんて思っているなら、もったいない!

今回は、実際に歩いて撮りまくってきた大量の写真とともに、なぜここが一人旅におすすめなのか、そして8月のリアルな現地の空気感をたっぷりお届けします。

読んだ後にはきっと、カメラを抱えて現地に行きたくてたまらなくなっているはずですよ。

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旧国鉄倉吉線は、自分だけの物語に浸れる「最高の一人歩き」スポットだった

ここを一人占めできるなんて、なんて贅沢なんだ……。

実際に歩いていてそう思いました。

ここは自分だけの世界にどっぷり浸れる「一人旅」の理想郷

鬱蒼とした深い緑の木々に覆われた旧国鉄倉吉線の廃線跡。暗い森の中を、光の差す出口に向かってまっすぐにレールが伸びている幻想的な光景。
一歩足を踏み入れると、そこは音のない世界。暗い緑のトンネルに差し込む光を追いかける時間は、誰にも邪魔されない旅のひととき

なぜそこまで言い切れるのか。

最大の理由は、日常から非日常へとグラデーションのように景色が変わっていく「物語性」にあります。

スタート地点は、世にも珍しい廃線跡のための観光案内所。

そこから民家のすぐ脇を抜けるどこか懐かしい線路を辿り、少しずつ木々が深くなって、気づけばあの幻想的な竹林のアーチに包まれている……。

この「じわじわと異世界に迷い込んでいく感覚」は、一人のほうが圧倒的に研ぎ澄まされます。

かつては「日本一の鈍足路線」なんて呼ばれ、のんびり荷物や人を運んでいた鉄路が、今はただ静かに自然に還ろうとしている。

そんな背景を知ってから錆びたレールを見つめると、なんだか映画の主人公になったような気分になれるんです。

夏の青空と白い雲の下、草に覆われながらまっすぐに伸びる旧国鉄倉吉線の錆びたレール。背景には深い緑の山並みが広がり、レールのすぐ横を舗装された細い道路が並走しているのどかな風景。
夏の陽光を浴びて、静かに眠りにつく鉄路。眼前に広がるのどかな風景はまるで映画の世界のよう。

「日本一美しい」という称号は、単に見た目が綺麗というだけでなく、歩く人の心を空っぽにして、風景の中に溶け込ませてくれる没入感も含めてのものなんだな、と。

うだるような猛暑の中、汗を拭いながら歩いたあの時間は、私にとって鳥取旅で一番贅沢な時間になりました。

もちろん一人だけではなく誰かと一緒に行くのも楽しいはず

機会があればどっちも試してみてください!

観光案内所から「幻想的な竹林」まで、美しい廃線跡を独り占め

「本当にここが日本一?」なんて最初は半信半疑だった私も、歩き始めてすぐにその魅力に引き込まれてしまいました。

廃線散歩は倉吉線廃線跡観光案内所からスタート。

ここからしばらくは、民家のすぐ裏手を行くことになります。

廃線から約40年経っているのに、線路が埋もれることなく綺麗に顔を出しているのは地域の人たちが大切に見守ってきた証拠。

住宅のすぐ脇をまっすぐに伸びる旧国鉄倉吉線の廃線跡。錆びた2本のレールが露出し、そのすぐ左手には生活を感じさせる古い木造民家が建っている。空は青く、レールの周りのバラストも比較的きれいに残っている様子。
民家の軒先を掠めるように伸びる線路。廃線後も、この場所が地域の日常の一部として大切に守られてきたことが伝わってくる

生活感と廃線跡が同居するこの不思議な光景、なんだか心がほっこりします。

しばらく歩くと現れるのが旧泰久寺(たいきゅうじ)駅跡

ここがまた、驚くほど綺麗なんです!

ホームも駅名標も当時のまま残っていて、思わず時刻表を探したくなるほど。

「秘境ローカル線の現役ホームです」と言われても信じてしまいそうなほど凛とした佇まいでした。

鬱蒼とした夏の緑の森と青空を背景に、錆びたレールと並んで静かに佇むコンクリート製の旧泰久寺駅ホーム。ホーム上には白い看板(駅名標跡)が立ち、日陰の中で凛とした雰囲気を漂わせている。
森の中に静かに眠る、泰久寺駅跡の旧ホーム。夏の光と深い緑に包まれ、今にも列車がやってきそうなほど凛とした姿だった

でも、綺麗な駅跡を離れて少し歩いたところでは、かつては小さな苗だったであろう木がレールの隙間から立派に成長して鉄路をぐにゃりと押し上げていました。

これこそが、40年という時間の重み。

パッと見ただけでは現役の路線ようにも見えるほど綺麗に残されているところもあれば、抗えぬ自然の力に飲み込まれているところも。

このような頑丈な鉄の塊が自然の力に負けていく姿には、言葉にできない凄みを感じました。

日陰の廃線跡で、錆びた鉄のレールと木製の枕木の間に、苔むした巨大で複雑な木の根が深く食い込み、鉄をわずかに歪めている。自然の圧倒的な生命力を感じさせる。
言葉を失うほどの凄み。頑丈な鉄のレールを飲み込むように食い込む、巨大な木の根の圧倒的な存在感

そして、いよいよお待ちかね。

さらに奥へ進むと、景色が一変して鬱蒼とした竹林に包まれます。

こここそが、SNSでも話題の「日本一美しい」と言われるあの場所。

見上げるほど高く伸びる無数の竹に囲まれた、旧国鉄倉吉線の廃線跡。2本のレールのちょうど真ん中から竹が突き抜けて真っ直ぐに成長しており、木漏れ日が竹林と鉄路を幻想的に照らしている風景。
SNSで憧れたあの景色が目の前に。線路を突き抜けて伸びる竹の生命力と、空を覆い尽くす竹林のアーチ。ここは間違いなく、異世界への入り口だった

夏の強い日差しが竹の葉に遮られ、辺りはしっとりとした深い緑の世界に。

風が吹くたびに「カタカタ……」と竹が鳴る音以外、何も聞こえません。

線路の真ん中から竹がニョキっと生えている光景は、まるでジブリ映画の世界に迷い込んだような圧倒的な非日常感!

「あぁ、この景色を独り占めするためにここまで来たんだ……」と、一人でニヤけてしまうほどの絶景でした。

竹林を抜けると、最後は「山守トンネル」に突き当たります。

入り口は固く閉ざされていますが、その佇まいはどこかミステリアス。

鬱蒼とした森の奥深く、草木に覆われた旧国鉄倉吉線「山守トンネル」の入り口。トンネルはコンクリートと灰色の板で固く閉ざされており、手前には錆びたレールがまっすぐに伸び、入り口の前で途切れている。周囲は薄暗く、神秘的でミステリアスな雰囲気が漂っている。
今回の旅の終着点・山守トンネル。入り口は固く閉ざされているが、そのミステリアスな佇まいが旅情を誘う

トレッキングツアーに参加すれば中に入れるそうですが、今回は外から眺めるだけ。

でも、その「先が見えない」感じが、また廃線旅の余韻を深めてくれました。

現地取材で分かった、快適に歩くためのコツ

・一人で行って迷わないかな?

・準備は何が必要?

そんな不安を抱えている方へ。

結論から言うと、道はしっかり整備されているので初心者でも安心ですが、夏場(特に8月!)の装備だけは「ガチ」で備えておくのが正解です。

実際に真夏の猛暑の中歩き回って痛感したリアルな注意点をまとめました。

・アクセスはバスがおすすめ!景色を眺めながらのんびり♪

車がなくても大丈夫。

JR倉吉駅から日本交通のバスに揺られて約40分。

「松河原上」や「泰久寺入口」といったバス停で降りれば、目の前がもう廃線跡への入り口です。

バスの車窓からだんだん景色がのどかになっていく様子を眺めるのも、一人旅の贅沢なプロローグになりますよ。

8月の取材で分かった「夏の三種の神器」

8月の廃線跡は、「暑さ」と「蚊」との戦いでもあります。

• 強力な虫除け: 竹林エリアは風が止まると蚊のパラダイスです。写真を撮るために立ち止まるなら、スプレーは必須!

• 飲み物は駅周辺で調達!: 観光案内所を過ぎると自販機はありません。歩き始める前に、冷たい飲み物を必ず確保しておきましょう。

• 歩きやすい靴(スニーカーなど): 線路の上やバラスト(石)の上を歩くので、サンダルは絶対にNG。足元が不安定だと、せっかくの景色に集中できなくなっちゃいます。

「誰もいない山道で一人きりになったら……」と心配になるかもしれませんが、ここは程よく観光地化されているので、案内板も分かりやすく、道に迷うような箇所はほぼありません


スマホの電波も基本的には入るので(2024年取材時)、万が一の際も安心。

むしろ、周囲に誰もいない瞬間の「この絶景、今だけ自分のもの!」という高揚感は、ソロ旅でしか味わえない最高のご褒美です。

静寂の中に身を置いて、心ゆくまでシャッターを切る。

そんな自由な時間を楽しむために、事前の準備だけはスマートに済ませておきましょう!

自然に還りゆく「今」しか見られない風景を求めて

「いつか行こう」と思っているなら、早めに足を運ぶことを心からおすすめします。

というのも、ここは現在進行形で「自然に還っている」場所だからです。

線路の間からニョキニョキと顔を出す竹や、レールを力強く押し上げる木の根はじわじわと廃線跡を飲み込んでいきます。

鳥取の一人旅といえば砂丘が定番ですが、この倉吉線廃線跡には、それとはまた違う「静かな感動」が詰まっています

地面に近い低い視点から撮影された、鬱蒼とした竹林の中を一直線に伸びる旧国鉄倉吉線の廃線跡。左右に高くそびえる竹がトンネルのようなシンメトリーを作り出し、遠くの線路の先に柔らかな光が差し込んでいる幻想的な風景。
砂丘の開放感とは対照的な、竹林に包まれる密やかな贅沢。一歩進むごとに、自分だけの「静かな感動」が心の中に積み重なっていくのを感じる

誰かと感想を言い合うのも楽しいけれど、この圧倒的な緑の力に一人で圧倒される体験は、何物にも代えがたい心の洗濯になりました。

錆びた鉄路が竹林に溶け込んでいく、儚くも力強い「今」の姿。

私が汗をかきながらカメラに収めたあの幻想的な世界が、あなたの旅でも最高の思い出になることを願っています。

さて、次はあなたの番です。

この静寂を独り占めしに、鳥取へ出かけてみませんか?

旧国鉄倉吉線廃線跡に関するよくある質問

最後に、これから旧国鉄倉吉線へ一人旅を計画している方が気になりそうなポイントを、2024年8月の実体験をもとにQ&A形式でまとめました。出発前の最終チェックに役立ててくださいね。

Q
駐車場はありますか?また、車以外でのアクセスは可能ですか?
A

無料の観光用駐車場が完備されていますし、バスでのアクセスもスムーズです!

車の場合は「せきがね廃線跡観光案内所」を目指せばOK。25台くらい停められそうな駐車場があります。公共交通機関ならJR倉吉駅からバスで約40分。車窓を眺めながらのバス移動も旅情があっておすすめですよ。

Q
有名な「竹林の線路」まではどれくらい歩きますか?
A

観光案内所からゆっくり歩いて20〜30分ほど。寄り道しながらでも1時間はかかりません。

スタートしてすぐに旧泰久寺駅跡があり、そこからさらに数分歩くと、あの幻想的な竹林エリアに突入します。一本道なので迷う心配はありませんが、写真を撮り始めると手が止まらなくなるので、時間に余裕を持っておくと安心です。

Q
一人で歩いていて危ない場所や、迷いやすい場所はありますか?
A

遊歩道としてしっかり整備されているので、初心者一人でも全く問題ありません

「廃線跡」と聞くと険しい道を想像するかもしれませんが、基本的には平坦で歩きやすい道が続きます。2024年8月時点ではスマホの電波も概ね入りました。ただ、人通りが少ないタイミングもあるので、明るい時間帯に訪れるのがソロ旅の鉄則です。

Q
撮影に最適な時間帯はいつですか?
A

光が綺麗に差し込む午前中か夕方がベスト。

特に竹林は光の入り方で表情が変わります。真昼の直射日光よりも、少し斜めから光が入る午前中のほうが、竹林の緑がしっとりと美しく写ります。また、一人旅なら混雑しにくい時間帯を狙うと、あの絶景を文字通り「独り占め」できる確率がグンと上がりますよ。

Q
服装や持ち物で気をつけるべきことは?
A

スニーカーは必須!夏場(8月)なら「虫除け」を絶対に忘れないでください。

線路の上や石(バラスト)の上を歩くので、ヒールやサンダルは足を痛める原因になります。また、夏の竹林はヤブ蚊が多いです。撮影に集中したいなら、強力な虫除けスプレーと、できれば薄手の長袖・長ズボンでの訪問を強くおすすめします。

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