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島根の絶景駅・折居駅へ!『少女レイ』MVの世界を写真で再現。日本海を望む踏切へのアクセスやベストな時間帯など、とことん楽しむ秘訣を紹介!

中国・四国

まるで、あの夏のアニメの中に迷い込んだみたい――。

島根県にある折居駅。

ここは、ボカロの名曲『少女レイ』のMVそのままの世界観と、日本海の圧倒的な絶景が交差する、最高にエモい無人駅でした。

島根県にあるJR山陰本線・折居駅のホーム。中央に立つ「折居駅」の駅名標の向こう側に、水平線が広がり、真っ青な日本海と快晴の空が広がっている風景。
ホームに降り立った瞬間、視界をジャックする圧倒的な「青」。時が止まったような静寂と日本海の絶景が、まさに『少女レイ』の世界へと誘う

ここは「ただの聖地」じゃありません。

大正時代から続く築100年の駅舎の温もりと、目の前に迫る日本海の荒々しさが共存する、旅好きなら一度は立ち寄るべき「記憶に残る場所」です。

私が実際にこの駅に降り立ち、ジリジリと照りつける8月の太陽の下で出会った駅舎、そして近くの絶景踏切。

そこで感じた潮風の匂いや、偶然知った聖地巡礼の賑わい、そして何より感動した駅舎の佇まい……。

今回は、現地を歩き回って撮った写真と共に、「迷わずあの踏切へ行く方法」や「最高に映えるシャッターチャンス」など、とことん楽しむ秘訣を紹介します。

これから訪れるあなたが、一番綺麗な折居駅に出会うためのガイドになれば嬉しいです。

それでは、青すぎる夏の日本海の旅へご案内します!

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折居駅は「100年の歴史」と「アニメの世界」が交差する奇跡の絶景駅

島根県の海沿いにひっそりと佇む折居駅。

ここは「100年前から止まったままの時間」と「現代のアニメ(ボカロ)の感性」が奇跡的に混ざり合った、唯一無二の場所でした。

まず目を引くのが、1924年(大正13年)の開業当時からずっと海を見守り続けてきた駅舎です。

瓦屋根に鮮やかな青い外壁、そして窓にはなんと、ハート型の装飾。

折居駅の駅舎外観。古い瓦屋根に青いグラデーションの塗装が施された外壁。窓ガラスには「Welcome to Orii Stn」と赤いハートが描かれたポスターが貼られている。
築100年を超える木造駅舎を彩る、海のグラデーションカラー。窓越しに見える赤いハートが、無人駅に温かな彩りを添えている

築100年を超えてなお、この可愛らしさを保っているなんて、ちょっとキュンとしませんか?

駅舎の中に一歩足を踏み入れれば、そこはもうノスタルジーの塊です。

壁に掲げられた「折居でおりいった(折り合った)話をしませんか?」という、駅名にかけた粋なメッセージを見つけた時は、思わず心が温かくなりました。

折居駅の青い駅舎の窓に貼られた、大きな赤いハートが描かれたポスター。「折居でおりいった話をしませんか?」という駅名にかけたメッセージが書かれている。
思わず足をとめて読み耽ってしまう、駅舎からの優しいメッセージ。この海を眺めながらなら、本当に素直な気持ちで話ができそうな気がしてくる

そんな優しい空気が流れる一方で、一歩外へ出れば、そこには『少女レイ』の世界観そのものの、透き通るような夏の世界が広がっています。

古き良き歴史」と「最新技術を用いたボカロの世界」。

この二つが喧嘩することなく、しっくりと溶け込んでいる。

それこそが、折居駅が多くの人を惹きつけてやまない一番の理由だと確信しました。

ファン垂涎!『少女レイ』MVを彷彿とさせる「海へと続く踏切」の現在

折居駅のメインイベントといえば、なんといっても「海へと続く踏切」です。

駅から歩いてわずか3分。

年季の入った駅舎を出て、目の前の国道を渡ると……

そこにはもう、見渡す限りの日本海が待ち構えていました。

折居駅近くの「山陰街道踏切」。上がりかけた遮断機の向こう側に、水平線まで一面に広がる青い日本海と快晴の空が見える。
遮断機が上がったその瞬間、視界を塞いでいたものが消え、青い世界が無限に広がる。まさに『少女レイ』のあの夏に迷い込んだかのような錯覚に陥る、折居駅一番の絶景ポイント

実は私、訪れた当初はここが『少女レイ』の聖地だとは露知らず。

「なんでこんなに観光客が踏切で写真を撮っているんだろう?」と不思議に思っていたんです。

でも、その景色をひと目見て納得。

線路の先に青い水平線が溶け込むような構図は、まさにあのMVの透明感そのものでした。

取材時はとにかく日差しが強くて「これぞ夏!」という空気感。

ただ、アニメの穏やかなイメージとは裏腹に、実際の日本海は夏でもなかなかの迫力で波打っていました。

あの荒々しい波飛沫と、静かな踏切のコントラストが、リアルな旅の醍醐味を感じさせてくれます。

折居駅近くの海岸沿いに立つ、支柱が錆びた黄色い踏切標識「踏切 とまれ JR西日本」。背後には青空と、白波が立ち騒ぐ濃い青色の日本海が広がっている。
アニメの穏やかなイメージを覆す、荒ぶる日本海の迫力。錆びついた「とまれ」の標識が、この地の厳しい自然と100年の歴史を物語っている

ただし、ここは現役の踏切です。

国道9号線はかなり交通量が多いですし、列車も突然やってきます。

夢中になりすぎて白線の外に出たり、線路内に立ち入ったりするのは絶対にNG

マナーを守って、あの「夏の欠片」を自分だけのフレームに収めてみてくださいね。

列車と絶景をセットで撮るための攻略法

せっかく折居駅まで来たのなら、青い海をバックに走り去る列車をカメラに収めたいですよね。

でも、ここで一つだけ絶対に注意してほしいのが列車の本数です。

「事前の時刻表チェック」を忘れたら、この駅の魅力は半分も味わえないかもしれません。

夕暮れの海岸線沿いの線路で、去り行くオレンジ色のレトロな列車に向かって、女性が泣きながら走り、手を伸ばして追いかけているアニメ風イラスト。
「ああ、行かないで……!」夕陽が沈む絶景の中で、時刻表チェックを忘れた代償はあまりにも大きい

実はこの区間、普通列車も特急も、1時間以上にわたって一本も来ないことがザラにあります。

「着いてから適当に撮ればいいや」なんて思っていると、次のチャンスまで炎天下で立ち尽くす……なんてことになりかねません。

取材時は運よく特急が通過するタイミングに立ち会えましたが、あの瞬間の高揚感は格別でした。

踏切が閉まり、警報灯が赤く点灯する中、日本海をバックに黄色と青の特急列車が疾走する瞬間。下がった遮断機と『踏切 とまれ』の黄色い標識が手前に見える。
静寂が破られる、その瞬間!目の前を疾風のごとく駆け抜けていく特急列車は、まさに旅の奇跡。この高揚感は一生忘れられない

そして、写真をより美しく仕上げるなら「光の入り方」も重要です。

• 午前中: 海が順光になり、日本海らしい「深い青」が最も綺麗に出ます。『少女レイ』のような透明感を狙うなら、夏の午前中がベスト!

• 夕刻: 夕陽の名所「ゆうひライン」沿いにある駅なので、夕暮れには空がオレンジに染まります。このドラマチックな時間帯を狙って行ってみるのもアリです!


もう一つ、個人的な「イチ押しスポット」が跨線橋の窓

ここから海を覗くと、古びた窓枠がまるで絵画の額縁のように見えるんです。

折居駅の、時の流れを感じさせるレトロな跨線橋内。古びた窓枠が中心にあり、その向こう側に青空と深い青色の日本海を完璧に切り取った風景が見える。
跨線橋の、古びた窓枠から覗く日本海。まさに「駅のコレクション」として額装されたような、ノスタルジックでエモい100年の記憶

列車を待つ間、この静かな特等席から海を眺める時間こそが、この駅で一番贅沢な過ごし方かもしれません。

折居駅へのアクセスと、静かに消えゆく「駅の記憶」

最後にお伝えしたいのは、この駅が持つ「いま、ここにしかない儚さ」についてです。

折居駅は1日の平均利用客数がわずか14人(2022年時点)という、とても静かな無人駅です。

今のところ廃止の計画はないようですが、このまま利用者が減り続けて一桁になってしまったら……。

そんなことを考えると、今のこの景色がいかに貴重なものか、身に沁みて感じます。

駅舎の中には、かつて列車の遅延情報を書き込んでいたであろう昔ながらの黒板がそのまま残っていました。

折居駅の駅舎内に残る、木製の古い黒板と「列車遅延」の案内板。黒板の左端には「西浜」「折居」「三隅」といった駅名が手書きされており、時代を感じさせるノスタルジックな風景。
デジタル画面に取って代わられた現代で、ひっそりと役目を終えた黒板。かつてチョークで書かれた文字を、多くの旅人が不安や期待とともに見つめていたであろう。駅の生きた歴史がここにある

スマホひとつで運行状況がわかる現代では、もう役目を終えたのかもしれませんが、そのチョークの跡さえも愛おしく見えてきます。

また、窓辺に置かれた「思い出ノート」には、ここを訪れた旅人たちの熱いメッセージがぎっしり。

折居駅の待合室に置かれた、旅人のための「思い出ノート」。緑色の箱の中にノートが重なっており、表紙には「R6 8月〜」「思い出ノート」と手書きされている。背景には駅舎のレトロな内装がぼけて映り込んでいる。
見知らぬ誰かと「感動」を共有できる、旅の交差点

アニメのファン、鉄道好き、あるいはふらっと立ち寄ったドライブ中の人……。

みんながこの駅で感じた「青い夏」の記憶を共有しているのを見て、なんだか胸が熱くなりました。

そんな折居駅への具体的なアクセス方法は以下の通りです。

【列車でのアクセス】

JR山陰本線益田駅から約35分、浜田駅から約20分

• 海へと続く踏切へは、駅から徒歩約3分で到着します。

【バスでのアクセス】

「益田駅前」停留所から約1時間、「浜田駅前」停留所から約30分

列車は本数が少ないので、個人的には行きは列車、帰りはバスといった組み合わせで時間を調整するのもアリだと思います。

いつか失われてしまうかもしれない、100年の歴史が詰まった駅舎と透明感あふれる踏切の風景。

ぜひ、あなたの目とカメラに焼き付けに行ってみてください。

島根・折居駅で「夏の透明感」と「歴史」に浸る旅を

正直なところ、一度この駅のホームに立ってしまうと、次の列車が来るまでずっとこのままでいいやと思わせてくれる不思議な魅力が、折居駅にはありました。

ここは「アニメのような非日常」と「100年の重みがある日常」が、最高のバランスで溶け合っている場所です。

手前に錆びた線路とバラストがあり、その奥に生い茂る雑草の中に大きなアガベ(多肉植物)が立っている。さらにその向こうにはガードレールと国道が走り、広大で深い青色の日本海と水平線、澄んだ青空が広がっている。空には電柱と多数の電線が走っている。島根県・折居駅周辺の風景。
日常の線路と電線、その奥に広がる広大な海と奇妙な植物。100年の時を刻む日常と、まるでアニメのワンシーンのような非日常が、最高のバランスでここに存在している

8月の暑い日に私が目にしたのは、SNSでバズっているような単なる「映えスポット」としての姿だけではありませんでした。

日本海の荒々しい波の音、誰もいない待合室に残された旅人の足跡、そして潮風に耐えながら建ち続ける青い駅舎……。

そのすべてが合わさって、あの『少女レイ』のような切なくも美しい、独特の空気感を作り出しているのだと感じます。

聖地巡礼で「あの踏切」を撮りに行くのも良し。

100年の歴史に想いを馳せながら、跨線橋から海を眺めるのも良し。

もしあなたが「日常に少し疲れたな」「どこか遠く、透き通った場所へ行きたいな」と思っているなら、ぜひカメラを片手に山陰本線に揺られてみてください。

そこには、写真だけでは伝えきれない「本物の夏の青さ」が待っています。

折居駅に関するよくある質問

最後に、これから折居駅を訪れる方が気になるポイントをQ&A形式でまとめました。

Q
なぜ折居駅は『少女レイ』の聖地と呼ばれているのですか?
A

人気ボカロ曲『少女レイ』のMVやジャケットに登場する「海へと続く踏切」の風景が、折居駅から徒歩数分の「山陰街道踏切」にそっくりだとして、ファンの間で話題になったのがきっかけです。実際に並べてみると、その再現度の高さに驚くはずですよ。

Q
SNSでよく見る「海が見える踏切」は駅からどのくらい離れていますか?
A

駅から歩いて約3分ほどです。駅を出て目の前の国道9号線を渡り、少し左(益田方面)へ進むとすぐに見えてきます。国道はトラックなどの交通量が多いので、渡る際や撮影時は十分に注意してくださいね。

Q
列車と一緒に写真を撮りたいのですが、何分おきに電車は来ますか?
A

列車本数はかなり少ないです。1時間〜2時間ほど1本も来ない時間帯があるため、無計画に行くとかなり待つことになります。JR西日本の公式サイトや乗換アプリで、事前に「折居駅」の通過時刻を調べておくのが鉄則です!

Q
駅の近くに飲み物や食べ物を買える場所はありますか?
A

残念ながら、駅舎内やそのすぐ近くにはコンビニなどはありません。歩いて10分ほどの場所に「ドライブイン日本海」があり、そこには有名な「うどん自販機」があるので、軽食ならそこで楽しむのが旅情もあっておすすめです。

Q
車で行く場合、駐車場はありますか?
A

駅舎の前に数台停められるスペースはありますが、あくまで送迎や短時間の利用が前提です。長時間の駐車は避け、近隣の方や駅を利用する方の迷惑にならないよう、マナーをしっかり守って楽しみましょう。

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