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【高知 むろと廃校水族館】見た目は小学校、でも中身は…?

高知

廃校を活用!生まれ変わった「お魚の学校」

とある小学校のお話。人間が学ぶための学校が魚たちに乗っ取られた。

…と書くと語弊があるが、実際に廃校となってしまった小学校の施設をそのまま流用した水族館が高知に存在する。日本の水族館の数は世界一だと言われているが、廃小学校を改造した水族館は非常に珍しい。

むろと廃校水族館の前身である旧椎名小学校だが、最後に人間の生徒が卒業したのは2001年で、以後5年間の休校期間を経て2006年に正式に廃校となった。まさか廃校の12年後に1000匹の「新入生」を迎えることになるとは、当時は誰も思わなかっただろう。

1限目 教室

現在は魚たち専用の学び舎だが、人間でも600円払えば参観することができる。この学校では毎日が参観日である。

入校するとまず出迎えてくれる金魚くん。「“緊ぎょ”以外使用禁止」の注意書きが面白い。

階段を上がると手洗い場を改造したプールがある。ここはタッチプールになっていて、ナマコやヒトデ、そしてエビと触れ合うことができる。

子どもの頃、誰もが学校の長い手洗い場に水を溜めて生き物を飼ってみたいと思ったことがあるのではないだろうか。そんなささやかな夢がここでは叶う。

タッチプールのすぐそばにある教室。ほぼ当時のまま残されているようだが、よく見ると何箇所か変なところがあるので、訪れた際はぜひ探してみてほしい。

机の上にあるのはノートではなく漁師川柳。

教室の前の廊下には跳び箱が置かれているが、よく見るとこれも水槽。

本物の跳び箱をブチ抜いている。

漁師川柳の教室より先は全面的に改装されており、教室だった頃の面影はほぼみられない。ここからは水族館らしい水槽が設置されている。

ウミガメ学級へようこそ。

こちらのクラスは生徒数が多く、みんな人間に興味津々。参観の時だけやけに落ち着きがなくなるのは人間も魚も一緒らしい。

こちらはエイのクラス。この教室にはトガっている生徒ばかり。

教室はここで終わり。

2限目 理科室

階段を上がると理科室に辿り着く。理科室の手前の理科準備室では「骨博」が開催されており、様々な生き物の骨が展示されていた(2025年8月訪問)。

それにしてもこのロゴ、どこかで見たことあるような…?

棚には理科準備室だった頃の名残が。

理科の実験が楽しみだった頃のことを思い出して懐かしい気持ちになった。よく割れたなあ、カバーガラス。

理科室。ここが骨博のメイン会場。

骨だけではなく一応生きているウナギもいる。

3限目 図書室

図書室は読書スペースとして活用されており、懐かしの椅子に座って読書することができる。

棚には水産関連の本が目立つ。小学校として現役だった当時からこのラインナップだったのかはわからないが、流石に小学生には難しすぎないか。

もしかしたら好んで水産系の専門書を読み漁っていた神童がいたのかもしれない。

なぜか図書室にあった天秤。

こちらもなぜここに?感の否めない跳び箱。図書室で跳び箱を飛んではいけません。

3階から2階への階段の踊り場にあったポスター。現代を生きる大人こそこの学習の規律をしっかり読み込む必要があるのかもしれない。

4限目 プール

小学生の夏の楽しみといえばプール。校舎の横には25mプールがそのまま残されており、シュモクザメくんが悠々と泳ぎ回っていた。

プールを覆う屋根は後から設置されたものだが、基本的には当時の姿を留めている。

プールの隅にはウミガメくんたちが集まっている。

ここではウミガメたちにエサをあげることができ、ウミガメくんたちはそれ目当てで集まっている。決してプールの授業をサボって隅っこでおしゃべりしているわけではないらしい。

教室ではウミガメが遊び周り、サメがプールで泳ぐ小学校。

あなたはこんな小学校に通ってみたい?

施設詳細

入場料:大人(高校生以上)600円、小中学生300円

開校時間:4〜9月 9時〜18時、10月〜3月 9時〜17時

休校日:なし(年中無休)

アクセス

〔バス〕

高知東部交通室戸〜甲浦線、阿佐海岸鉄道(DMV)「むろと廃校水族館前」停留所下車後徒歩すぐ

〔車〕

高知龍馬空港から一般道で約1時間30分

室戸市内から一般道で約10分(駐車場有)

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