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【大分 志高ロープウェイ立石山駅跡・廃リフト】郷愁薫る山奥の廃ロープウェイ。かつての賑わいも今は昔、置き去りにされたユートピアの遺産

廃墟・廃線跡

廃止された後、ボロボロになっても乗る人を待ち続ける…

別府の町のすぐそばにそびえ立つ鶴見岳、その山頂付近に志高湖という湖がある。この湖のほとりにかつて遊園地があったことをご存知だろうか。

その名も志高ユートピア

その志高ユートピアと麓の別府市街地はリフトと志高ロープウェイにより結ばれており、今のラクテンチのすぐ裏にリフトの乗り場があった。ちなみにこのロープウェイは今も営業している別府ロープウェイとは全くの別物である。

そんな志高ロープウェイ・リフトだが、実は今もほぼ廃止当時の姿のまま残されているとの噂を耳にし、本当に残っているならぜひその姿を拝みたい!ということで道なき道をかき分けつつ行ってみることにした。

ボロボロのリフト

すっかり色褪せてしまった「のりば」を示す看板。

鉄は錆び、塗装の剥げたリフトが残る。

およそ30年という時間がリフトを自然に還してしまった。

浮くことに疲れてしまったようだ。

当時の注意書きが残る。


ロープウェイ立石山駅跡

どれだけの子どもが期待に胸を膨らませてこの階段を駆け上がったのだろう。

テラス跡?

自販機が残っていた。

売店跡。なぜか大量のストローが散乱。

卓球台?

ここから入るらしい。

かつてはここに「ロープウェイのりば」と書かれた看板があったのだろう。

ロープウェイのみの利用もできたようだが、ロープウェイのみ利用したい人はどうやって立石山駅まで来ていたのだろうか。当時はここまで登る道があったのかもしれない。

ゴンドラが残っている。

ゴンドラ自身の重みにより沈みゆくゴンドラ。

近くに寄ればその沈み具合がわかる。あと何十年か経てば完全に沈んでしまうだろう。

建物もゴンドラもすっかり廃墟化してしまっている。

「いらっしゃいませ ありがとうございます」

この看板に送り出される人はもういない。

ロープウェイの運転室から見た光景。

乗車券販売報告書が落ちていた。

ロープウェイを動かすのに必要な設備もそのまま残されていた。

洗濯機も。

ちなみに下からゴンドラを眺めることもできる。

訪問当時の時点でだいぶ自然に還りつつありいつ崩壊してしまうかわからない状態だったため、もし訪れようと考えている方がいるなら十分ご注意を。


アクセス

別府駅から登り口まで約4km

ラクテンチ乙原ゲートの裏、乙原の滝とは反対方向へ向かい、急な坂道を登っていく。

謎の鳥居が見えたら向かって左の斜面を駆け上がる。道なき道だが、必ずそこに希望はある。

駆け上ったらすぐ廃屋が見えるが、そのまま先に進む。するとリフトの駅が現れる。

このリフトに沿って山を登っていくとロープウェイ立石山駅に辿り着く。



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